管理業者の質と対応状況を見極めるには

内覧時のチェックポイントはここ!

賃貸物件での新生活の快適度の鍵を握るのが、管理業者の質とその物件への対応状況です。賃貸斡旋業者が提示する資料上では通常触れられない部分だけに、現地内覧時の限られた時間内に、自身の目で確実に見極める作業が求められます。

まずは共用部すなわち廊下・階段・ごみ集積場・集合ポストなどに着目してください。薄暗い場所の電球が切れたままで、カバーにホコリやクモの巣が確認できれば、担当者が入居者からの依頼に迅速に動かない、緩慢な対応である証拠です。空き部屋の集合ポストからチラシがあふれ出している、ごみ集積場から異臭が漂いカラスネットがボロボロなども、基本放置状態の動かぬ証拠です。その他色焼けした掲示物がそのまま放置されているなど、管理とは無縁の状況を物語る光景は少なくありません。

質の低い管理業者の物件に潜むリスク

質の低い管理業者の物件で暮らすリスクは、こうした目に見える環境面だけではありません。たとえばフットワークが極端に悪い業者の場合、据え付けのガス器具やエアコンなどの電化製品が故障した際、日常生活に支障が避けられぬ期間が中長期化してしまいます。賃貸物件の場合、管理会社が家主に状況を報告して了承を得た上での対応となるため、持ち家のような即日善処は期待できません。水道管など重要な共用施設の破損、さらには建物内で生じた想定外の事件や事故などに対しても、管理会社が逃げ腰だった場合、その悪影響は小さくありません。

また一定階数以上の物件の場合、貯水槽清掃など法律で義務づけられている作業が放置されてしまうリスクが見過ごせません。衛生面に深刻な悪影響が懸念される、こうした放置対応の現状も数多く報告されており、注意が必要です。不安が残る場合には、賃貸斡旋業者の担当者に遠慮なく質問してください。